SOPH.TOKYO 27th ANNIVERSARY
uniform experiment × Judy Blame

SOPH.東京店の27周年を記念し、uniform experimentより、ジュエリーデザインやスタイリング、アートディレクションなど多岐にわたり活躍し、ファッション史に多大な功績を残したJudy Blameとのカプセルコレクションを発売します。
独自のDIY精神で既成概念を覆し、身近な物に新たな価値を見いだしてきたJudy Blame。本コレクションでは、安全ピンやテムズ川で収集した廃品から生まれたジュエリーのモチーフを各アイテムのグラフィックに落とし込み、その独創的な美意識を日常のウェアへと再構築しました。
本コラボレーションは、Judy Blameの作品とレガシーの保存・継承に取り組む慈善団体 〈Trust Judy Blame〉 とのパートナーシップによって実現しました。時代を超えて息づくそのクリエイションを、uniform experimentならではの視点で表現します。

Judy Blame / ジュディ・ブレイム
(1960‒2018)

 ジュディ・ブレイムは、スタイリスト、アートディレクター、アクセサリーデザイナーとして絶大な影響力を持った人物である。
 パンクの偶像破壊者であり、亡くなるまでロンドンのファッションシーンを象徴するカルト的存在として知られた彼の活動は、レコードジャケットからランウェイ、ギャラリーでの展示まで、数えきれないほど多様なクリエイティブ領域に及んだ。
 1977年、17歳のときにパンクに傾倒して家を飛び出した彼は、ロンドンとマンチェスターのさまざまなシーンを行き来し、1980年代のクラブカルチャーが形成されつつあった頃、最終的にロンドンに腰を据えた。やがてナイトライフの悪名高い存在となり、親しい友人でありミューズでもあったスカーレット・キャノンとともにクラブ「Heaven」のクロークで騒ぎを起こしたことをきっかけに、“JUDY BLAME”と名乗るようになった。
 パンクが持つアナーキーな創造性とロンドンのナイトライフは、ジュディにとっていわば独自の「アートスクール」となった。デレク・ジャーマンやアンソニー・プライスといったすでに名を確立していた人物たちからの後押しを受け、彼は自身ならではのデザインとイメージメイキングへのアプローチを発展させ、より本格的に取り組むようになっていった。
 短命ながら大きな影響を残した「HOUSE OF BEAUTY AND CULTURE」の一員として、ジュディはジョン・ムーア、クリストファー・ネメス、デイヴ・ベイビーらと密接に活動した。マーク・ルボンによって『i-D』誌上に記録されたこの緩やかなコレクティブは、ストリートのスタイルと姿勢をギャラリーやランウェイへと持ち込み、カルチャーの最前線を担う存在となっていった。同時に、レイ・ペトリやBuffaloのメンバーたちとの親交を通して、ジュディはファッションや音楽のスタイリングの世界へと進んでいく。そして、ネナ・チェリー、ビョーク、ボーイ・ジョージをはじめとする多くのアーティストたちの、革新的な初期ビジュアルの形成に関わった。

 1980年代から90年代にかけて、〈i-D〉や〈THE FACE〉の主要スタイリストとして、ジュディは画期的なファッション・エディトリアルを数多く手がけた。その仕事はジョン・ガリアーノをはじめとする同時代のクリエイターや、その後に続く数多くの若いスタイリスト、デザイナーたちに影響を与えた。
 パンクの精神を失うことなく、ジュディは常に既存の価値観に挑み続けた。ファッション・エディトリアルというジャンルそ のものを拡張し、セーフセックスやAIDSへの啓発、反人種差別、階級闘争、環境問題といった社会的テーマを発信する手段としても活用した。
 その姿勢は、マイケル・コッペルマンとともに携わった〈Gimme5〉での仕事にも受け継がれた。そこではコラージュやファウンドイメージとテキストを組み合わせ、現在では象徴的な存在となったグラフィック・スローガンTシャツを制作した。
 2000年代から2010年代にかけては、川久保玲からマーク・ジェイコブス、ガレス・ピューまで、幅広いデザイナーのランウェイショーのために、一点物のジュエリーやアクセサリーを制作した。
 2016年には、ICAギャラリーでジュディの大規模な回顧展が開催された。「NEVER AGAIN」と題されたこの展覧会は、彼の多岐にわたるクリエイティブおよび文化的影響を一堂に集めたものであり、その功績が改めて認識される重要かつ大きな成功を収めた機会となった。
 しかし残念ながら、ジュディが2018年に亡くなったことで、この展覧会は彼のキャリアにおける最後の大きな仕事となった。2019年、ジュディの親しい友人と家族によって、彼の名を冠した登録慈善団体が設立。彼の人生と仕事を讃えるために設立された〈Trust Judy Blame〉は、ジュディが生涯を通して世界に示したのと同じ情熱と姿勢を、若い世代に伝え、教育し、インスピレーションを与えることを使命としている。

COLLECTION



11/2(月)より SOPH.shop および V.A. にて、同日正午よりSOPH. ONLINE STOREにて発売。
※入荷状況・販売方法は店舗により異なります。詳細は各店舗へお問い合わせください。
※SOPH.shopでの通信販売は、11/3(火)よりご利用いただけます。
※日本国外での発売日は地域により異なる場合がございます。
SOPH. DOSANでの発売日は、@soph.kr_official よりご確認ください。

また、SOPH.shopでは、カプセルコレクションを記念して制作したタブロイドを配布しています。ぜひお立ち寄りください。